えー突然ですが、実はあたくし
甲状腺眼症 という病気にかかっていることがわかりました。(。・ε・;)
ことのおこりは、晩秋に差し掛かる去年の秋のことでして、
なにげなく左斜め上方を見ると、なんだか視点が合いません。
エアコンが…ライトが…掛け時計が…ぼんやりと2重に見えるのです。
その2重になった画像をじっと眺めていると、
まるでテキーラを一気飲みしたときのような、眩暈(めまい)にも似た感覚がしてきて、
これはただごとじゃないなと感じました。
慌ててネットで検索してみると、
『複視の症状は 脳転移 の疑いがある』・・・と出てくるではないですか!
((((((;°皿°))))ふんがあぁぁぁぁぁぁ――――!!!
悲しいかな・・・脳転移に関しては、卵巣癌でも転移の可能性がありうることを、
ブロ友さんの病状から身近に感じていたので、
あわてて主治医に泣きつき、脳のCTを撮ってもらいました。
ところがどっこい、結果は全く異常なしとのこと!
まぁそれはそれで幸運な事でしたが、ではいったい私の症状はなんじゃろか?(-""-;)
当時は抗がん剤治療中ということもあり、副作用ということも大いに考えられたのですが、
それで片付けてしまうには腑に落ちまへん。
モヤモヤとくすぶる気持ちを胸に秘め、他の病の可能性をしつこく調べてゆくと、
『複視の症状は甲状腺異常からのことがある』・・・という記述にたどりつきました。
それから3か月。
あちらこちらの病院をドクターショッピングしたのちに、
日本でも有名な甲状腺専門の眼科にて検査をしてもらい、
最終的にはMRI画像で『甲状腺眼症』という病名が診断されたのでした。
いやはや、なんともながーい道のりでござんしたε=(。・д・。)
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
さて『甲状腺眼症』とは、甲状腺機能の異常などから眼にさまざまな症状が出てくるものでして、
具体的には、白目が充血したり、目の痛み、まぶしい、ごろごろするなど、
結膜炎や眼精疲労と間違われる症状から始まることが多いようです。
見た目では目蓋(まぶた)が腫れたり、ひきつれてびっくり目になったり、
病気が進んでくると眼球が突出してきたりします。
さらには目を動かす筋肉の異常から、1つの物が2つに見えるなどの複視の症状や、
視神経に障害を起こして色が変わって見えたり、視力低下などの重篤な症状があらわれてきます。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
今回の眼球MRI検査では、目の裏の筋肉に炎症があるのが画像に映っていまして、
それが原因で様々な症状をひきおこしていたようです。
つうことで、現在私の目には以下の症状が出ております。
1.左斜め上方向を見ると物が二重に見える。
(これが一番問題ですな)
2.右まぶたが軽く腫れる。
(浮腫んでいるかなぁという程度)
3.左まぶたのひきつれ。
(緑内障の薬・デタントールを点眼して改善してきています)
4.慢性的なドライアイ。
(コンタクトレンズの着用時間を減らしました)
5.時々結膜炎のような発赤症状。
(ブロナックという非ステロイド点眼薬で対処しています)
甲状腺眼症を発症するにいたっては、パセドゥ病にかかっている場合が殆どなのだそうですが、
私の場合、血液検査では数値は正常でして、パセドゥ病にはかかってません。
まれに数値が正常でも、甲状腺の異常反応が眼窩のみで起こり、
甲状腺本体には起こらない人もいるのだそうです。
ただ私は以前から、CT画像で甲状腺のアデノーマ(良性腫瘍)を指摘されていたので、
それがなんらかの形で影響したのではないかと思ってます。
いずれにせよ病気の原因は、体の 免疫系統 が狂ってくる「自己免疫疾患」なのだそうです。
はぁーあ(;´Д`)=з。ガン太郎だけじゃ飽きたらず、色々な事が次から次へと出てきますなぁ。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
なんだか難しい話になっちゃいましたが、
まぁ今のところ重篤な症状には至っていないそうなので、安心しております(´ψψ`)
とはいえ、これ以上症状を重くさせないためにも、
眼球の奥にステロイド注射を打つ治療を、今週末よりはじめることになりました。
卵巣がん患者3年生ともなると注射慣れしてきてますが、眼はさすがにちぃとこわいです(iДi)
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ここからは私のひとりごと。
卵巣がんを患った方には、
甲状腺の不調や異常が多いような気がします。
何か関係するところがあるのでしょうか?
( ゜∋゜)