小保方晴子さんのニュースが世間をあっと言わして以来、
ネットで検索しすぎて、ちょっとした小保方通になっております。(笑)
★研究の時に着ている割烹着は祖母からの贈り物だということ。
★中学2年生のとき千葉県の読書感想文のコンクールで最優秀賞をもらったこと。
★そのとき選んだのが ドイツ作家アクセル・ハッケの著書「ちいさなちいさな王様」で、
アマゾンや楽天のブックランキングで1位になったこと。
★スッポンを飼いはじめてから良い運気が向いてきたこと。
★早稲田大学時代はラクロス部のレギュラーだったこと。
★果ては、記者会見で左手中指はめていた あの不思議な形の指輪は イギリスデザイナー、
ヴィヴィアン・ウエストウッドの「ニュー・オーブ・ポイズンリング」というもので、
お値段は42,000円することなどなど。
んもう どうでもいい事までネットで拾ってるアタシってどうなのよ?
(# ̄З ̄)=3
まぁ指輪はさておき(笑)
一躍 細胞研究のニューヒロインに踊り出た小保方さんだが、
すべてが順風満帆とはいかなかったようで・・・
「あなたは過去何百年にわたる細胞生物学の歴史を愚弄している」
小保方さんの最初の論文投稿の後、ネイチャー誌からはそんな手紙が届いたそうだ。
記者会見でも
「誰も信じてくれなかったことが何より大変だった。泣き明かした夜も数知れない」
と声を詰まらせ振り返っている。
そんな屈辱と挫折を味わいながらも 決して諦めなかった小保方さん。
「今日1日だけ頑張ろうかな」と実験を続け 再度の投稿でネイチャー誌はトップ記事で掲載。
四面楚歌からみごと革新的な成果を勝ちとった、その不屈の精神が胸をすく。
:*:・'°☆:*:・'°☆
小保方さんの早稲田大学時代の研究は細菌の分離培養法。
現在の研究とは違う分野だったが、大学院進学の前に指導教官から
「本当は何がやりたい。今ならまだ専攻を替えられる」と言われ、
「自分は再生医療の研究をしたい。
特に子宮を病気でなくし、子供を産めなくなった女性を救いたい」
と思いを語ったそうだ。
その思いの蕾が花開く日は 何年後のことだろう?
30年先か?50年先か?それとも100年先か?
いずれにせよ近未来のそう遠くない日に、
我々のように卵巣や子宮を失って涙するものはいなくなるのかと思うと、
科学の秘めた底力を感じて何やらワクワクするような・・・
そしてそれを見届けられないであろうことに、淡い切なさと悔しさを覚えた。
【STAP細胞とは】
さまざまな組織や細胞になる能力を持つ万能細胞を 新たな手法で作ることに、
若干30歳の小保方晴子さんがリーダーシップをとる、
理化学研究所・再生科学総合研究センターのチームが マウスを使っての実験に成功。
「刺激惹起(じゃっき)性多能性獲得」の英語の頭文字からSTAP細胞と命名した。
移植の際の安全性も高いとみられており、
人の細胞で作られれば 再生医療への応用が期待されるそうだ。
細胞の初期化は、山中伸弥氏が作ったiPS細胞のように
遺伝子の細胞核に手を加えない限り動物では起きないとされてきたが、
STAP細胞は一時的に酸性溶液にひたして培養するだけ。
外部から刺激を与えるだけで この初期化現象が起きるSTAP細胞は
生命科学の通説を覆す大成果だといわれている。
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夢の子宮再生に思いを馳せる
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